231119


完璧な休日すぎて具合が悪い。全部の家事が終わって、あとは寝るだけ。まだ9時前だよ。観測史上最高の日曜だと思う。怖い。今日死ぬ?

良かったことしかなかった。良かったことしかないと日記を書く意義何もなくなる。
そんなこと言わないでよ。たまにはこんな日があってもいい。

まあ普通にバイオリズム様様ですね。久々に自分で作ったごはんを食べました。おいしいね。こんな日の方が珍しいって唱えてないと上手くできないときにまたへこむけど、まあ良かったです。優雅。
大神万理さんってこういう生活してるのかな。理性的な生活体験を味わえて良かった。ポジティブにいこう。

おまえの話をわかってくれる人間はあまりいないですよ、と嗜められるなどしていた。日本語をうまく使えてない感覚はあったけど結構毎回ショックだよ。がんばって手に入れた人の皮だけど、所詮皮は皮のまんまなのかな。
外の文化を取り入れようねっていうことになった。タスクがいっぱい増えてうれしい。メルカリで本を買った。
乗っていたバスには絶えず光が降り注いていた。

ひぐらしひなつさんの短歌が好きで、隙あらば吸いに帰っている。そんな気分だったので、今日はスタバで模写してた。歌集は絶版で手に入らないので(そもそもオンデマンド出版だったらしい)、血眼でインターネットからかき集めている。保存されている本で現実的に閲覧ができそうなものは岩手にしかない。最安値でも旅費がトータル十万以上かかるので、放浪のタイミングでの滞在を狙っている。ゆっくり読み込みたいしね。
高二の時からずっと読みたい本です。これも五年追ってることになりますね。振り返ると短い。

自分の世界に酔えなくなったから。たしかそういう理由で短歌をしなくなったってどこかで読んだ。わたしもいつかそんな日が来ると思いたい。

今日読んでた中で好きな短歌です。

「蝶を埋めてふたり小指をからめあうひかりのほかは降らない丘に」

「あなたかと目覚めてみれどとめどなく花舞い込んで扉を閉ざす」

「手も振らず別れたひとは虹彩に二度と届かぬひかりだったね」

「夜の台所でわらう いままでのすべてをうしなって沖へ出た」

手持ちのメモがなかったので、百均で買った便箋に文房具屋で買ったペンで手書きしていた。いい時間だった。箔が押してある紙が百均で買えるの、ありがたい時代だね。
隣の席では小さい赤ちゃんが膝に抱えられてあやされていた。サンプルのような日曜日。

わたしはわたしの人生のオタクなので、愚かだとしてもやっぱりぜんぶのフェーズを通り、すべてのシーンを眺めたいと思っています。

人生のロールモデル〜…泣 ってなりながら脳内でぱぱっと検索かけたら母の顔が浮かんだ。
母もわたしの歳ですでに一回り上の人間と婚姻してわたしを産み、そこから立て続けに合計六人産んでるんだから、あんまわたしと変わんない、気がする。どうだろう。
離れてやっと気付いたことだけど、結構ちゃんと母娘だったらしい。遺伝子って遺伝子なんだな。

ひと月分のタンパク質が1500円以下で入手できる事実、忘れずにいきたい。

ずっと無菌室みたいな一日だった。こんな日ばっかりだったら恵まれた日々もすぐ飽和してしまって人間の履修を終えてしまうから、社会的にぽんこつでよかったってなんか今、思ってます。うまいことできてるね。
はやく旅に出られるといいね。いい夢見ようね。