231120

 

いい日でした。ふわふわの綿菓子みたいに中身がない感じ。
月曜だけはいつでも月曜。

冬になると実態に関わらず無条件で日々が明るくなる。去年の日記を読み返して元気すぎると若干引いていたが、季節性のものらしい。今年も元気になりました。
枕の下から不意にキーボードが出てきて、スマホをお風呂で水没させて(ジップロックユーザーなのでOKでした)、うっかり忘れ物した月曜でした。いい日。
いい日、とは?

仕事から帰ってきたらこたつの匂いがして、入ってみたらあったかかった。火災保険にぜんぶを託すしかない。

二日分のおかずを作って一回で食べました。おなかいっぱいです。アルコールを入れたら早期覚醒の呪いにかかって、今。はやく寝たい。

帰宅路でずっと空を貫いている謎の緑の光線が、最近はずっと気になっています。空を見上げて歩く癖がついた。

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これです。

 

未来の自分に宛てて手紙を書いてたことがあった。まだ小学生だか、そんな頃だった気がする。自我はなかったですがどうやら時間の流れを面白がっていたらしい。解読不能のパスをかけられているので今は読めません。そのときに書いてた小説も読めません。Wordのパスの解き方について詳しい有識者、いませんか?

高度な子供だ。今のわたしにそんな発想力があるとはとても思えない。
踏襲して、今年はそれをやってみた。元は誕生日の自分にあてたものだったが、存在を忘れていたので最近読んだ。20歳のわたしから、今のわたしに宛てられた手紙。
意外とちゃんと不思議な気持ちになるのでやってみてほしいです。内緒にしてねって言われてるから中身は言いません。なんか、めちゃくちゃ励まされていた。なかなか憂鬱だったらしいが、覚えていない。
どうか達者で。死にかけたけど、そんなことも過去にしてこっちは元気にやってます。

結局自分で毎日好きカプ書いて飢えを凌いでおり、世話ない。拍手にコメントつけてくれる方とかいるんだ。優しい世界でうれしいよ。
書いてることが書いてるうちに入らないくらい脱力して書いている。記録でしかない。あんまり読み返したりもしない。なんとなくやめられない。

いつもの道を歩いているときに思い出を思い出して、鋭く胸が痛んだりした。どんなことを思い出したのか今はもう思い出せなくて、針の感触だけがある。
傷ができて治るから強くなるんじゃなくて、傷を抱えたまま生きていくことができるようになるから強くなるんだなって思った。

寝ます。

231119


完璧な休日すぎて具合が悪い。全部の家事が終わって、あとは寝るだけ。まだ9時前だよ。観測史上最高の日曜だと思う。怖い。今日死ぬ?

良かったことしかなかった。良かったことしかないと日記を書く意義何もなくなる。
そんなこと言わないでよ。たまにはこんな日があってもいい。

まあ普通にバイオリズム様様ですね。久々に自分で作ったごはんを食べました。おいしいね。こんな日の方が珍しいって唱えてないと上手くできないときにまたへこむけど、まあ良かったです。優雅。
大神万理さんってこういう生活してるのかな。理性的な生活体験を味わえて良かった。ポジティブにいこう。

おまえの話をわかってくれる人間はあまりいないですよ、と嗜められるなどしていた。日本語をうまく使えてない感覚はあったけど結構毎回ショックだよ。がんばって手に入れた人の皮だけど、所詮皮は皮のまんまなのかな。
外の文化を取り入れようねっていうことになった。タスクがいっぱい増えてうれしい。メルカリで本を買った。
乗っていたバスには絶えず光が降り注いていた。

ひぐらしひなつさんの短歌が好きで、隙あらば吸いに帰っている。そんな気分だったので、今日はスタバで模写してた。歌集は絶版で手に入らないので(そもそもオンデマンド出版だったらしい)、血眼でインターネットからかき集めている。保存されている本で現実的に閲覧ができそうなものは岩手にしかない。最安値でも旅費がトータル十万以上かかるので、放浪のタイミングでの滞在を狙っている。ゆっくり読み込みたいしね。
高二の時からずっと読みたい本です。これも五年追ってることになりますね。振り返ると短い。

自分の世界に酔えなくなったから。たしかそういう理由で短歌をしなくなったってどこかで読んだ。わたしもいつかそんな日が来ると思いたい。

今日読んでた中で好きな短歌です。

「蝶を埋めてふたり小指をからめあうひかりのほかは降らない丘に」

「あなたかと目覚めてみれどとめどなく花舞い込んで扉を閉ざす」

「手も振らず別れたひとは虹彩に二度と届かぬひかりだったね」

「夜の台所でわらう いままでのすべてをうしなって沖へ出た」

手持ちのメモがなかったので、百均で買った便箋に文房具屋で買ったペンで手書きしていた。いい時間だった。箔が押してある紙が百均で買えるの、ありがたい時代だね。
隣の席では小さい赤ちゃんが膝に抱えられてあやされていた。サンプルのような日曜日。

わたしはわたしの人生のオタクなので、愚かだとしてもやっぱりぜんぶのフェーズを通り、すべてのシーンを眺めたいと思っています。

人生のロールモデル〜…泣 ってなりながら脳内でぱぱっと検索かけたら母の顔が浮かんだ。
母もわたしの歳ですでに一回り上の人間と婚姻してわたしを産み、そこから立て続けに合計六人産んでるんだから、あんまわたしと変わんない、気がする。どうだろう。
離れてやっと気付いたことだけど、結構ちゃんと母娘だったらしい。遺伝子って遺伝子なんだな。

ひと月分のタンパク質が1500円以下で入手できる事実、忘れずにいきたい。

ずっと無菌室みたいな一日だった。こんな日ばっかりだったら恵まれた日々もすぐ飽和してしまって人間の履修を終えてしまうから、社会的にぽんこつでよかったってなんか今、思ってます。うまいことできてるね。
はやく旅に出られるといいね。いい夢見ようね。

231118

 

お風呂に入るときふくらんだ自分のおなかにびっくりした。お昼はいっぱい飲んで食べてをした。
ひとと喋ってにこにこわらってるとき、現実味が消える瞬間がある。他人のコートに目を逸らしながらユキバンのことを一瞬考えたりしてた。今日はさむかった。

スタバの紅茶を飲みたかったけど明日に回して、野菜ジュースを吸いながらおうちに帰ってきた。家がきたない。

好きなように書いてほしかったし、それをわたしがいちばんに見てたかったと言われた、ことがある。最近。ありがとうって言った。いっぱい迷惑をかけちゃって申し訳なかったなって思う。たのしかった。もう会えなくなるひとに対して、幸せでいてね、以外にかけられる言葉なんてなにもない。

そこにあなたに渡せる理由はない。それとおんなじように、渡してもらえる理由が、あることの方が珍しい。
傷つくと傷つけたことに気付けるから、なるべくたくさん傷つきたいと思っている。

好奇心を人間関係で晴らしてはいけません。生身の人間との関係は総じてつまらないし、そういうものです。と説かれたことがあって、その言いつけを忠実に守りたい気持ちもある。
無闇に化学反応を愛しがちで、それがよくない。

それでも頭より心で生きる人生はよっぽどたのしいから、もうちょっとがんばって理性を取り戻したいなって思ったりしてます。

231117

 

小説はやめてもテキストは忘れたくないなの気持ちがあるので、インターネットダイアリーは続けようかなと、一応思ってはいる。

20代 ホテル暮らし で検索をかけたりした。朝。金曜の実感がこの頃は薄い。手始めにとことん物を捨てようと思う。当面この目標に向かって走る一年にしていきたい。

根を張ることに安心するタイプなのかしないタイプなのかは確かめなきゃわかんないし、結局まだこの世のことなんにも知らない21だしな〜と思ってしまうよ。血肉を割いて、いつでも確かめていたい。せっかく生きてる意味がないからね。

などと言いつつ結局ここから動かなかった三年間ではあったから、その分自分に対して疑い深くはなっている。
もんぬいだけはずっと一緒にいようねって、今は思っています。

これから歳をとっても、この組織の行く末が見たいからって就職を決めたり、欲しいものが家しかなくなったから一人暮らしを始めたり、続きのページの読みたさだけで告白をしたり、推しのカード欲しさに数十回同じ映像を見に映画館に通ったり、そういう人生であってほしいと願うばかりです。
来年には放浪を始めたい。1年ぐらいふらふらできたら全然満足。一度通った道に興味を持てないので放浪欲はそれで満たされると思うし。
全然、理由なんてやっぱりなくて、ただ二度と会わないと決めた人間に二度と会いたくないだけ。

旅行は好きじゃなくて、出かけるくらいならそこに住みたくなる。叶うかな。

生活がつまらなさすぎるせいで週2でマクドするの流石にやめたいしね。

気持ちが上向きなのはめちゃくちゃな飲酒をこなして、爆睡したから。人間関係ぜんぶ煩わしいとはさすがに思わないけど、なるべく自由でいたい限り。でも属すことの利点もしっかり享受しておきながらこういうこというのよくないね、って思いながら、そうやって追い詰めると断ち切っちゃったりする。面倒臭い自分ってとことん面倒くさくてすごい。